遺産分割対策

相続対策というと税金面についての対策を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はその前段階として誰に何を相続するか、遺産分割についての対策をすることも重要です。残念なことですが相続では兄弟姉妹など親族で争いが起こり、相続だけでなくその後の関係にまで影響を及ぼしてしまうことが少なからずあります。

財産目録作成

遺産分割対策の第一歩は、どこにどのような財産があるのかを整理することです。デジタル資産を含めて、財産目録を作成・定期的にアップデートしておき、相続開始後には親族その他の然るべき人にすみやかに引き継ぐことが重要です。

遺言書

遺産分割対策としては 誰にこの資産を引き継ぐかをあらかじめ決めておく遺言、特に民法で定められている遺留分を考慮した遺言書の作成をご提案します。

公正証書遺言

法律のプロである公証人が法的有効性をチェックしたうえで作成し、公証役場に保管される公正証書遺言は、遺言書の効力を巡る紛争が生じるリスクが少なく、安心です。

自筆証書遺言

法務局による自筆証書遺言の保管制度が始まるとともに、これまで利用しづらかった自筆証書遺言の要件が緩和されたことにより、気軽に作成できる自筆証書遺言の利点を活かしやすくなりました。

 

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